日本初を北海道から
日本食品製造合資会社は、北海道の農作物を加工、貯蔵、流通させ、北海道の農業と産業の発展を目的として大正7年(1918年)に設立されました。現在でも国産や北海道産の原材料を積極的に使用し、持続的農業を推進するために弊社の契約農家と低農薬・低化学肥料の原材料の使用を推進しております。
1910年初頭より、創設者の戸部 佶(ただし)は、日本の食生活の改善のために欧米の食料品の研究を行っていました。
1918年に日本食品製造合資会社を設立。その後北海道の農産物をいかに加工・貯蔵できるか、また北海道の気候風土に適合した農産物はないかを研究する為に、1925年に渡米し、米国で穀類の加工や野菜類缶詰の製造技術を修得しました。
その後ヨーロッパにも渡り、当地の農作物やそれらを原料として加工された食品類の研究をしました。
帰国後、当時欧米で最先端だった食品工場を1929年北海道札幌市琴似に建設し、北海道産の燕麦やとうもろこしを原料として、栄養に優れた、オートミールやコーンフレークの製造を日本で初めて行い、今日の日本の食文化の多様化に多大に貢献してきました。
1946年には北海道夕張郡由仁町三川に工場を新たに建設し、近隣農家で栽培された農産物の加工をはじめました。
創業時より北海道の農産物を研究し、それらの加工品の製造を行ってきた弊社は、これからも新しい食品を北海道から提供できるよう、日々努力を重ねて行きます。