缶詰工場の内部
缶詰工場の内部

日本で初めてのスイートコーン缶詰

帰国後、当時欧米で最先端だった食品工場を1929年北海道札幌市琴似に建設し、野菜類缶詰の製造を始め、日本では当時まだ珍しかった、スイートコーン、アスパラガスやピクルスなどを北海道で栽培し、それらの缶詰や瓶詰を製造しました。

北海道でのスイートコーンの試験栽培弊社試験農場(弊社試験農場にて)
北海道でのスイートコーンの試験栽培
(弊社試験農場にて)
札幌景観資産(旧都市景観重要建築物等)第1号の建築物
現在は札幌景観資産(旧都市景観重要建築物等)第1号の建築物として保存されており、コミュニティースペースとして利用されています
1929年に建てられた弊社工場
1929年に建てられた弊社工場

シリアル発祥の地・北海道

1929年には、北海道産の燕麦やとうもろこしを原料として、栄養に優れた、オートミールやコーンフレークの製造を日本で初めて行い、今日の日本の食文化の多様化に多大に貢献してきました。

製品パッケージ
製造開始当時のパッケージ
当時のコーンフレーク・オートミール工場
当時のコーンフレーク・オートミール工場
三川工場での作業風景
三川工場での作業風景

これからもパイオニアとして

1946年に北海道夕張郡由仁町三川に工場を新たに建設し、近隣農家で栽培された農産物の加工をはじめました。
創業時より北海道の農産物を研究し、それらの加工品の製造を行ってきました。
これからも新しい食品を北海道から提供できるよう、日々努力を重ねて行きます。

三川工場での缶詰製造風景
三川工場での缶詰製造風景
三川工場での親睦会
三川工場での親睦会
日食の歴史
当時より、市場にない新しい製品の開発を進めていた

環境面

3 すべての人に健康と福祉を 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさも守ろう 16 平和と公正をすべての人に 17 パートナーシップで目標を達成しよう
1. 環境への取り組み
持続可能な社会の実現に向け、以下の活動を積極的に推進しています。
2. 食品ロスの削減
食品として適さない非可食部や規格外品は家畜用飼料として再利用。販売に適さないが品質に問題のない製品は、フードバンクや子ども食堂へ提供し、廃棄ゼロを目指しています。
3. 家庭での食品廃棄を減らす工夫
保存技術の向上による賞味期限の延長や、食べきりサイズの製品開発により、無駄を抑えた消費を促進しています。
4. 持続可能な農業の支援
有機原料を活用したものづくりに取り組み、農業の生物多様性を守ります。また、国産・北海道産原料の採用によって輸送時の環境負荷を軽減し、地域経済の活性化にもつなげています。
5. 省エネと環境配慮型生産体制
省エネ機器の導入によってエネルギーの効率化を進め、環境への負荷が少ない生産体制を構築しています。

これらの取り組みを通じて、環境と調和した企業活動を継続し、より持続可能な未来の実現を目指します。

社会面

1 貧困をなくそう 2 飢餓をゼロに 4 質の高い教育をみんなに 9 産業と技術革新の基盤を作ろう 10 人や国の不平等をなくそう
1. 社会への取り組み
すべての人が安心して暮らせる社会を目指し、以下のような活動を行っています。
2. 国際支援活動
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)には、紛争・災害で避難を余儀なくされた人々の生活支援を目的とした寄付や映画祭の協賛を行っています。さらに、UNESCO(国連教育科学文化機関)への支援では、寺子屋活動や被災者の進学支援を通じて教育機会を提供しています。
3. 国内支援活動
NPO・NGO団体への継続的な寄付や、公益財団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとの連携により、貧困に苦しむ子どもたちを支援。2025年には、当社が運営する「Feel&Green」サイトの閲覧数に応じて植樹支援を行い、誰でも簡単に環境保護活動に参加できる仕組みを構築しています。
4. 公正な取引の推進
高品質な原材料を適正価格で取引することで、生産者・労働者・企業すべてにとって持続可能なビジネスモデルを確立。安心して長く働ける環境の実現にもつなげています。
5. フードバンクとの連携
規格外品や余剰在庫を食品として再活用し、支援を必要とする家庭へ提供。食品ロス削減と貧困対策を同時に実現しています。

こうした多角的な取り組みにより、社会的弱者の支援、公正な経済の実現、そしてすべての人が安心して暮らせる社会づくりに貢献してまいります。

経済面

5 ジェンダー平等を実現しよう 7 エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 8 働きがいも経済成長も 9 産業と技術革新の基盤を作ろう 12 つくる責任、つかう責任
1. 経済への取り組み
働きがいのある職場づくりを通じて、企業としての持続的成長と社会への貢献を両立しています。
2. ITやロボット活用による生産性向上
業務の自動化やAIツールの導入により、単純作業を削減し、従業員が創造性を発揮できる環境を整えています。
3. 女性の活躍推進
女性の正社員・管理職登用を積極的に推進。テレワークやフレックスタイム制、育児・介護休業の制度整備により、ライフステージに応じた働き方を支援しています。
4. 柔軟な働き方の導入
テレワーク・フレックスタイム制を導入し、個人のライフスタイルに合った働き方を実現。ワークライフバランスの向上と生産性の最大化を両立しています。
5. ダイバーシティの推進
国籍や経歴にとらわれない人材採用を進め、多様な視点を取り入れたイノベーションを創出する企業文化を育んでいます。
6. 資格取得支援制度の整備
従業員のスキルアップを支援するため、業務に必要な資格取得費用をサポート。自発的な学びを促進し、企業全体の成長につなげています。
7. 環境配慮型の資材活用
FSC認証や再生紙を使用した包装材を採用し、資源循環と環境保護を意識した製品づくりに取り組んでいます。

今後も私たちは、環境・社会・経済の三側面からSDGsへの貢献を深め、
すべてのステークホルダーとともに、持続可能な未来の実現を目指してまいります。

私たちの自然

スイートコーンの契約農場
スイートコーンの契約農場写真:DYSK

自然環境への取り組み

弊社は安全・安心な食品を製造する事を第一に考えております。
安全・安心な食品を提供するには、自然環境にも配慮する必要があります。良い自然環境を維持できなければ、土壌・水質・空気汚染によって安全且つ安心できる農作物を安定的に栽培する事はできません。また、弊社は北海道で栽培された農作物を原料とした食品の製造も行っており、我々が居住し愛するこの北海道の環境保全にも積極的に努めていかなければなりません。よって弊社は自然環境への取り組みを全社員で実施します。

スイートコーン畑
写真:DYSK
スイートコーン収穫
写真:DYSK
スイートコーンの契約農場
スイートコーンの契約農場写真:DYSK

目標

弊社は、生産及び調達に際し、環境汚染・環境破壊の防止に取り組まなければならない。

基準

  • エネルギー(電気、水、ガス、石油、石炭、木材等)の消費を節約する。
  • 生産及び調達先の国における法令により指定されている環境基準(大気、排水・汚水、廃棄物など)に適合しなければならない。
  • 製品に使用する材料の規制に関するワシントン条約を遵守する。
  • 生産工程において使用する物質の規制に関する「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」を遵守する。
  • 生産工程において木材を使用する際には、森林管理協議会(FSC®)の環境基準にしたがって伐採された木材を使用することが望ましい。

会社概要

日食の外観 日食の製品
名称
日本食品製造合資会社
設立年月日
大正7年8月10日
創設者
戸部 佶
出資金
480万円
会長
戸部 謙一
代表社員
戸部 謙ルイス
日食の機会
本社所在地
〒063-0841 北海道札幌市西区八軒1条西1丁目2番10号
電話 (011) 611-0224 ファックス (011) 611-2225
三川工場
〒069-1144  北海道夕張郡由仁町本三川660番地
電話 (0123) 87-3939 ファックス (0123) 76-7757
栗山工場
〒069-1507 北海道夕張郡栗山町旭台23-87
営業部
〒135-0064  東京都江東区青海2丁目7-4 theSOHO 634号
電話 (03) 6426-0620 ファックス (03) 6426-0621

Eメール info@nihonshokuhin.co.jp
ホームページ www.nihonshokuhin.co.jp

営業種目
1.穀類加工品
オートミール、コーンフレーク、グラノーラ、ミューズリー
2.野菜類加工品
スイートコーン缶詰、その他野菜類加工品

従業員 80名

主な取引先
三菱食品、伊藤忠食品、日本アクセス、三井食品、西友、トップバリュ
主な仕入先
三菱商事、ホクレン、DNP、凸版印刷、森紙業、北海製罐
取引銀行
空知信用金庫、北洋銀行、北海道銀行、三菱UFJ銀行、商工中金、りそな銀行

「会社案内」PDF (1.4M) pdf

工場概要
三川工場
支配人
黒瀬 元博
工場長
佐藤 博喜
三川第1工場
〒069-1144 北海道夕張郡由仁町本三川660番地
電話 (0123) 87-3939 ファックス (0123) 76-7757
三川第2工場
〒069-1131  北海道夕張郡由仁町三川泉町178番地、181番地
栗山工場
〒069-1507 北海道夕張郡栗山町旭台23-87
イメージ画像
建物
シリアル工場
オートミール工場
缶詰工場
製品倉庫
原料倉庫
イメージ画像
機械
オートミール製造機器一式
シリアル製造機器一式
缶詰製造機器一式
試験農場
穀類や野菜類の試験栽培及び製造に適した品種等の改良、開発試験研究

シリアル・オートミール製品については、有機JAS認定を受け、FSSC22000食品安全マネジメントシステム管理下のもと生産をしております。

営業部
〒135-0064  東京都江東区青海2丁目7-4 theSOHO 634号
電話 (03) 6426-0620 ファックス (03) 6426-0621
Eメール info@nihonshokuhin.co.jp
ホームページ www.nihonshokuhin.co.jp
関連企業・組織
日食スイートコーン耕作組合